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しくじり起業家

【しくじりIT起業家とは】自分で事業を起こし、経営者として活躍するIT起業家に、創業時の「いまだから話せる」失敗を赤裸々インタビュー。起業や独立を目指すすべての人に贈る反面教師からの教科書。
それが「しくじり起業家」です。

今回のしくじり起業家: 山田 真広 氏

INTERVIEWEE
YUMMY,inc / TOMARUBA.incの共同創業者。
渋弁.comの立ち上げ後、VCとエンジェル投資家を株主に向かい入れ、ITサービスの複数立ち上げを行う。シェアリングエコノミー関連の事業をスケールさせたあと売却。
現在は京都で京町屋/古民家再生・一棟貸し旅館のプロデュースと運営を行い、インバウンドビジネスの立ち上げを拡大中。

ナスの着ぐるみで渋谷の街を疾走するも、海外発のサービスをそのまま持ち込み失敗!

海外の流行りに乗っかりサービスを立ち上げて失敗!

海外で流行っていた「ファストデリバリー」を渋谷で始めれば、注目され、資金調達も容易にできるのではないかと、デリバリー専門弁当店「渋弁.com」を立ち上げ。
メディアに取り上げられ、投資家も会いに来てくれたが、具体的な資金調達の話にはならず。
弁当も思ったほど売れず、某大手企業オフィス前で「売り切るまで帰りませんっ!」というパフォーマンスをしたところ、あえなく出禁に。ナス凹む。

(出典:another life.)https://an-life.jp/article/131

▼Uberとのコラボが話題になったときの記事がコチラ
ランチ弁当デリバリの「渋弁.com」がUberとコラボ、2,000円分の配車クーポンを進呈するキャンペーンを開始

▼「渋弁.com」サービス終了時のブログがこちら
【サービス終了に関するお知らせ】

ビジネスパートナーと毎日のように喧嘩し、事業が停滞して失敗!

利益重視の山田氏とサービスクオリティ重視の芦野社長とで真っ向から意見が対立し、事業判断を迷うこともしばしば。
意見が対立しているあいだは、重要事項の判断も下せず、事業が停滞して失敗!

法改定の読みが甘く、順調だった事業を売却することになり失敗!

知り合いの社長に勧めにより、新宿で始めた民泊事業が成功。 実績が認められ、7000万円を資金調達。
半年で一気に物件数を50件まで増やし、年商1億、従業員20〜30人まで事業を伸ばす。
民泊関連の法律改定を視野に、大企業参入のタイミングで、MAや資金調達で年商100億以上の事業を作り上げる計画を立てていたが、法律が事業者にとって良い方向に改正されないことがわかり、撤退。

山田氏の失敗による教訓

教訓1:日本のマーケットにあわせたサービスを作るべし!

コンビニも弁当屋も充実している渋谷に、海外発のサービスをそのまま持ち込んだことが一番の敗因。
投資家にも、ロジスティクスの不完全さ、事業計画の甘さを指摘され、資金調達には至らず。
日本のマーケットにあわせたサービス設計や事業計画の重要性を身を以て知る。

教訓2:第三者に入ってもらい、意見を仰ぐべし!

客観的な意見をもらうために、投資家にミーティングに入ってもらい、判断材料となる意見を得て解決。
事業スピードを遅延させないためにも、早め早めに第三者に入ってもらうこと、
やるべきことを明確化して、互いにあまり口を出さないようにすることが共同創業でうまくいくコツだと知る。

教訓3:自分たちの力だけでは、どうにもならない領域があることを分かった上で事業計画を立てるべし!

国の施策や法律が定まっていない事業は、大きなチャンスがある反面、専門家ですら先を読めず、世の流れに逆らえないことがある。
自分たちの力では、どうにもできないことがあるのだと分からぬまま、年商100億の事業を作ろうと計画していたことに問題があった。
法律が思い通りにならない場合も想定し、拡張性を持たせた事業計画を作ることが重要だと学んだ。

現在の山田氏

法律改定後、民泊事業の収益性だけではなく、事業の拡大性・継続性を見極めて、株主とも相談し、事業を撤退。
上手くいっていた事業に執着しすぎることなく、タイミングを見誤ることなく撤退したため、そのまま会社を継続させることができた。
現在は、民泊事業のノウハウを武器に、京都で自社が管理する宿の運営と町家・ゲウトハウスの運営サポート事業を手がける山田氏。「空き家対策」と「宿泊施設不足」両方の課題を解決するビジネスとして注目を集めている。

 

しくじり起業家File:006

起業までの経歴

  • 卒業後、有名店のラーメンを通信販売する「宅麺.com」に就職。飲食ビジネスの面白みを知り、起業しようとしたタイミングで「海外で流行っているファストデリバリーをやりたい」という芦野氏と出会う
  • 2014年7月に株式会社ヤミー(現・トマルバ)を創業。オフィスにヘルシー弁当を届ける「渋弁.com」をスタート。
    「渋弁.com」サービス終了後は、WEBメディア、動画によるECを手がける。
  • 新宿で民泊事業をスタート。事業を軌道に乗せ、スケールさせたのち売却。
    2017年3月に拠点を京都に移し、町屋・古民家を再生し、リデザイン・プロデュースする事業を展開中。

 

しくじり起業家 山田氏から未来の起業家へひとこと

起業なんてするもんじゃないです。スタートアップは本当にキツイです。
今、上手くいっている人たちも、大抵、今とはまったく異なる事業からスタートしていて、必ず一回は失敗し、成功を手にしています。
だから1回やって失敗して、心が折れて諦めちゃう人は最初からやらないほうがいい。 折れても折れても、バットを振り続ける覚悟がある人だけやればいい。 そこまでの覚悟がない人は、起業するのではなく、スモールビジネスで稼ぐことをおすすめします。

今回の「しくじり起業家」が提供しているサービス

しくじらないためのオススメの一冊

HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか ベン ホロウィッツ (著)

4年間で5つの事業を潰した中で経験したことがすべて書いてある本。 「みんな同じ失敗をしているんだな」「みんな辛い思いをしてきているんだな」という共感と「まだ頑張りきれてない、まだまだやれる」という思いを抱かせてくれる一冊。

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