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しくじり起業家

【しくじりIT起業家とは】自分で事業を起こし、経営者として活躍するIT起業家に、創業時の「いまだから話せる」失敗を赤裸々インタビュー。起業や独立を目指すすべての人に贈る反面教師からの教科書。
それが「しくじり起業家」です。

今回のしくじり起業家: 合田 ジョージ 氏

INTERVIEWEE
株式会社ゼロワンブースター共同代表。MBA、理工学修士。東芝、村田製作所を経て、スマートフォン広告のNobot社に参画。同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。01Boosterにて事業創造アクセラレーターを運用すると共にアジアにおけるグローバルアクセラレーションプラットフォーム構築を目指す。

3年間無給!苦しい経済状況の中、精神的に追い詰められて失敗!

創業メンバーは「株を渡してビジネスに巻き込むべし!」の思い込みで失敗!

ゼロワンブースターの共同代表である鈴木氏も合田氏もそれぞれバイアウトチームにいた経験があり、「株はみんなに渡してビジネスに巻き込むもの」と妄信。

創業メンバー3名でまずは株を等分し、残りを僅かながらナマ株で複数名に渡すことに。
事業の方針も当初は定まらず、8人いたメンバーが、他の仕事の関係で去り、最終的には鈴木氏と合田氏の2名のみとなり、全員から株を買い戻すことに。
三年間無給であった創業時の苦しいときに、自己資金が出ていき、苦しい思いをして失敗!

ソリューションとターゲットのミスマッチで事業が軌道に乗らず失敗!

ゼロワンブースターとは別に手がけていた、Weglo(We are global!・・・涙)という会社で、主に中小企業に向けた海外事業向けサービスを提案。
ニーズはあるので反応は良いが、大企業ほどの「予算」と、場合によっては「本気度」がないことも多く。受注に至らないか、受託金額が安価で、サービスを軌道に乗せられず・・・失敗。

3年間無給!精神的に追い詰められて失敗!

創業から3年間、まさかの無給状態。娘の大学進学(アメリカ)で、200万円の出費あり。
これは・・・娘が大学を卒業したら、自分は湖に入水・・・と思いつめて失敗(お尻に火が点き、逆に活眼してビジネスに真剣に?!)

8人いたメンバーがいつの間にか2人に!創業時に仲間を集めすぎて失敗!

フルコミットメンバー不在の中、能動的に動けるメンバーが少なく、一向に事業の方向性が定まらず。
お金が無いので500円のfacebook広告が出せないほど。8人いたメンバーは2名に減りチームアップに失敗!

 

合田氏の失敗による教訓

教訓1:株の配当は慎重に。株は人を巻き込む手段ではないと理解するべし!

意思決定者として背負うリスクが異なる中で、株を等分で分けたり、人を巻き込むために、安易に配分してはならない。
買い戻すお金が手元にたくさんあるならいいが・・・。

教訓2:お客様の事情をよく考慮した提案をするべし!

中小企業も海外展開が必要なことはわかっているが、本気で投資までできる状況ではないところが多い。
投資したとしても大企業が100万円かけるところに10万円程度の予算感も普通。投資できる企業は、わざわざ実績もないベンチャーには頼まないのもあっただろう。
「海外展開しないとまずいですよね!」というこちらの押し付けではなく、お客様の懐事情含め、状況をよくよく考慮した提案でなければ、相手には受け入れてもらえず、事業が成立しないことを知る。

教訓3:稼げるサービスから先に手をつけるべし!

おカネの心配をし続けることは、とにかく精神的によろしくない。本当によくない。
無給覚悟で始めるにしても「稼げるサービスから先に手をつけるべき」だということを、これから起業する若い世代には知っておいてほしい。

教訓4:創業時には、泥仕事も厭わない、能動的な人材を集めるべし!

創業時に必要な人材は能動的に動ける人。カッコいい理念とかは二の次。
下働きできない人は創業メンバーには向いていない。
飲み会のあとの片付けや掃除といった裏方仕事を率先してできる人こそが創業時には必要で、参謀系の人を仲間に迎えるのは、事業が軌道に乗ってからのタイミングがベスト。

ゼロワンブースターが手がけるサービス一覧はこちら


コーポレートアクセラレーターは大手企業とベンチャー企業が足りないリソースを相互に補完し合い、イノベーションを共創し、事業の成長を加速するオープンイノベーションプログラムです。

起業家や社内の事業開発担当者を育成するアクティブラーニングプログラムです。単なる座学ではなく、参加者自身が起案した事業プランの立ち上げプロセスを通じて起業家マインドや事業開発のノウハウを習得し、実際に事業に繋げていくプログラムです。

コーポレートアクセラレーターや01Dojoを中心とする事業創造支援活動を通じて、ゼロワンブースター自身、もしくは運営するファンドからベンチャー投資を実施します。また、大手企業のベンチャー投資やベンチャー企業の資金調達、資本政策に関する支援も行います。

すべての起業家、事業家を支援する事業創造ウェブプラットフォームです。事業創造に関わる高感度な人材が集まるコミュニティであるとともに有益な情報をタイムリーに提供しています。

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ゼロワンブースター鈴木CEOのインタビューはこちら


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しくじり起業家File:008

起業までの経歴

  • 東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手との国際アライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造によるデザイン白物家電の商品企画を担当。
  • 村田製作所にて、北米向け技術営業、米国半導体ベンダーとの国際アライアンス、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業に携わり、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略策定を実施。
  • スマートフォン広告のIT StartupであるNobot社に参画、Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、同社のKDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定。
  • 2011年に事業創造アクセラレーター01Boosterを創業し、起業家⽀援、企業向け新規事業開発⽀援事業を⾏っている。

しくじり起業家 合田氏から未来の起業家へひとこと

「起業家に向いている人の条件」などありません。これは科学的にも証明されていること。
「やりたいことがないとダメ」も迷信です。やりたいことがなくても起業はできる。
能力や事業プラン以上に重要なのが「運」。あとは後先考えずにクイックに行動できるかどうか。会社を作ることで、ひとりだと一千万円の売り上げレベルだったのが、億単位の売上で世の中にインパクトを与えられる。
ぜひ、そこを目指してみてください。

しくじらないためのオススメの一冊

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 マシュー・サイド (著)

失敗は最もコストが安い。そして失敗の原因は複雑だというのがわかる良書。

Good Luck アレックス・ロビラ (著)

人間がいかに思い込みで物事を考えるか、実践していく中で「課題設定」「打ち手」のすべてを間違えて失敗いく人はたくさんいる。結局すべてが偶然でたまたま勝てることもある、というのがわかる一冊。

ジャスト・スタート 起業家に学ぶ予測不能な未来の生き抜き方 ポール・B・ ブラウン (著), チャールズ・F・ キーファー (著)

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